ブラック企業体験記④~坂口安吾的『堕落論』の実践に向けて
ブラック企業で3ヶ月経ちました。
一日一日が辛いので、とても長い3ヶ月でした。
なんとか脱出して、より良い生活を送るために
何かいい手はないか、常に思い悩んでます。
これまでの日々とオサラバするために、まずは堕落してみる?
高校生の時に坂口安吾の「堕落論」を読んでとても感銘を受けました。
堕落っていうと怠惰なイメージを受けますが、
彼が言っているのは中途半端に今の立場とか地位にしがみつくのではなく、
一回そういうものをゼロにして、リセットしてやり直せ!っていう事なんですね。
そういえば、それを今風に言うと、堀江貴文さんの「ゼロ」になるのかもしれません。
堕落して、ゼロになって再出発??
私も、今の企業で酷い扱いを受けながら、ヒイヒイ言ってしがみつくよりは、
一回リセットする必要があるのかもしれません。
一回堕落して、ゼロになってやり直すのはとても恐いですけど、
チャレンジしてみるのもいいかなと思ってます。
あ~、人生は難しい。
よろしくどうぞ。
ブラック企業体験記③~今後のキャリアについて考える
こんにちは。
相変わらず、ブラック企業にはまってます。
今日は、ブラック企業にはまってしまうきっかけになった、
「キャリアのブレ」
について、皆さんと共有出来ればと思います。
仕事をしていくスキルとはざっくりいって
①所属する業界の知識(車とか、電気とかetc)
②自分が持っているスキル(営業とか、経理とかetc)
の2つがあって、そのうち2つとも同じ会社に転職する場合、
仕事をしていくスキルという意味では全く問題ないでしょう。
1つでも重なれば、何とかやっていけると思います。
法人営業をやっていた人が、全然別業界の法人営業に移るなど、
よく聞く話だと思います。
問題なのは、2つとも重ならないケースです。
この場合、全くのキャリアチェンジとなり、まるで新入社員のようになります。
20代ならそれもありかもしれませんが、
30代になってこれをやるにはよっぽどの覚悟がいります。
それを私みたいに「面白そうだから」と、大した覚悟もなく転職すると
大きなしっぺ返しをくらいます。
新入社員の時のように、ひたむきに色々勉強する気持ちや、
謙虚に人に教えを請う気持ちは少しずつ消えていってしまいます。
そんな状況では、なかなかその仕事のキャッチアップにも繋がらず、
どんどん差は付いていく一方です。
そんな時に、周りに助けてくれる人がいればいいのですが、
業界が違えば、人に教える風習や、教える文化も違うので、
結局助けても貰えなくなるという事態も発生します。
なので、
これらは①と②を両方満たした職場を探していきたいと思います。
みなさんも、よっぽどの覚悟がない限り、どちらか一つは重なっている会社を
セレクトすることをオススメします。
あ~、それにしてもいつ抜け出せるんだ。そもそも忙しすぎて面接行けないじゃないか
よろしくどうぞ。
ブラック企業体験記② ~抜け出す作戦は??
こんばんわ。相変わらずブラック企業にはまってます。
いったいどうしたら抜け出せるのか・・・未だ全く見込みが立っていない状況です。
本当は今すぐにでも辞めたいのですが、
とにかくお金が無い&辞めた後に次の会社が決まるかどうか不安
といった理由で、辞めることを躊躇している状態です。
(まだ躊躇出来ているので、本当に心がダメになってしまっている訳ではないと一安心していますが。。。)
転職の基本として「次の仕事を決めてから、今の仕事を辞める」と言われておりますが、長時間労働が当たり前のブラック企業ではなかなか転職活動が出来ないという困った一面があります。
書類を用意することが出来ても、面接に行く時間を取ることが出来ない・・・
特に、私みたいに経歴が汚れきってしまっている身としては、たくさん面接を受けて、「数撃ちゃ当たる方式」で活動をしないといけないのにもかかわらず、その時間が取れない・・・
(そもそも有給という制度はあるはずなんですが、何故か誰も取っていない&有給を申請した時に「お前は出来ないんだから、他の人の何倍も働け!」という怒号耐えなければいけない)
今のところ完全に八方ふさがりですが、
今後少しでも解決策が見えてくるように、努力をしていきたいと思っております。
似たような境遇の方がいらっしゃれば、是非一緒に頑張っていきましょう。
それではよろしょくどうぞ。
ブラック企業体験記
人生も山登りと同様に
登るのはゆっくり・一歩一歩しか登れないけど、
下るのは一瞬。まるで転がり落ちるかのように、落ちてしまう。
先日、「仕事について悩む①」でも書きましたが、
見事に人生を転がり落ちています。
約一年半で三回転職した暁に、
たどり着いた先はブラック企業でした。
なんで見抜けなかったのか・・・
今の会社に入ったのは、転職サイトのスカウトサービスでした。
(前の会社でヒマしてたので、スカウトメールを送ってくれた方にはなるべく会うようにしていました)
行った先は、総勢5名位のコンサルティング会社で、社長と面談をしました。
面談で社長に気に入られ、その後も何度かお食事をしたり、
社員の方と会ったりして、「なんか面白いかも」なんて甘い気持ちで入社しました。
ところがどっこい。入社すると社長の態度は一変!
連日、ちょっとした事で怒鳴り散らされ、罵倒メールを社内全員送信で送られ、
「仕事が出来ないんなら、朝一番に来て、夜終電で帰って、土曜日も仕事しろ!」
の命令のもと、命を削りながら働いてます。
(釣った魚には餌をやらないタイプらしいです。そういうレベルではないと思いますが・・・)
もう少しで2ヶ月経ちますが、いつまでもつのかよくわかりません。(辞める?倒れる?死ぬ?)
みなさん、甘い話にはダマされないでくださいね。
特に、小さい会社には逃げ場が全くありません。
Yahoo!知恵袋で見たら、結構同じような体験されている方がいました。
ダマされている人は少なくないのかもしれません。人ごとではないのです。
このページをご覧になった方は、是非ご注意ください。
今後、どうやってこのブラック企業を抜け出すのか・・・
進捗を書いていこうと思いますので、
よろしくどうぞ。
仕事について悩む①
タイトルそのままです。
読まれている皆さんもそうかもしれませんが、
私はここ一年ちょっとの間、仕事について想い悩んでいます。
なんて言ったって、約一年間で4つの会社を経験してます・・・
こんなことをネットに書くのもイマイチですが、
恥ずかしげもなく(今更恥ずかしがったって、なんてことはありませんが)
Web上に詳細を晒すと、
- 新卒で大手輸送機器メーカーに就職しました。
⇒商品の企画担当や、事業企画として活躍(してたと自分では思っている)
⇒会社の緩い雰囲気にも助けられ、約8年勤務。
⇒会社の緩い雰囲気に疑問を抱き、転職してみることを決意!
- 外資コンサルティングファームの事業再生担当に転職。
⇒事業企画の経験&事業再生の本を読み、楽しそうだと思い事業再生コンサルへ!
⇒仕事自体よりも、色々主張しなければいけないスタンスにどうしてもなじめない。
⇒会社に事業会社の企画担当上がりの人間がおらず、会社の上司もどう使って良いかが分からない。
⇒なんかこのまま会社にいても報われそうにないので、転職をしよう!(なんとたったの半年間)
- 日系コンサルティングファームの経営企画担当に転職。
⇒やっぱり企画担当が良い&勢いで辞めちゃったから、とにかく早く雇用してくれるところに転職。
⇒なーんか仕事がつまんない、このまま仕事していても何のスキルもつかない。
⇒再度転職しよう!(なんとたったの九か月)
- 小さな戦略系コンサルティングファームに転職
⇒現在(まだ一か月も経ってないよん)
という感じで、ここ一年ちょっとでなんと4つ会社を渡りました。
経歴を汚すだけ汚しました。
いやー、ここ一年は本当に後悔の連続です。
「振り返るな、前を見ろ!」って言ったって、振り返りたくなります。
という事で、最近は自分の過ちを他人がマネしないようにと、
友達の転職相談にのってます。
お金にはならないですが、
経歴を汚すだけ汚して得られたものの一つが、こういった経験であり、
それを生かして、少しでも周りの人がハッピーになればいいなと、
心の底から思います。
そして出来ることなら、今から時間を戻して
転職を決意する前の私にも、今の自分がアドバイザーとして現れてくれればいいなと思いました。
あ、でも、そうして当時の自分に転職を思いとどまらせたら、
そのアドバイザーの自分は居ないんだよね、タイムスリップの原理だと。
あ~、世の中は難しい。
まあとにかく時間は元には戻らないし、決断はその時にしか出来ないので、
謙虚に、大胆に行った方がいいですね。
悩んでる人は、連絡いただければ相談のりますよ。
よろしくどうぞ。
目の付けどころがシャープでしょ!!
もうタイトルそのままです。
大手家電メーカーのシャープの決算が発表になりました。
なんと、14年度は2,223億円の最終赤字!
まあ、3Q決算の段階で、最終赤字見込み&連日業績悪化のニュースが
出ていたので、今更あまり驚きませんが・・・
では、なぜブログで取り上げているかというと、
何とワタクシ、シャープの株を持っちゃってるんです・・・
幸いなことに1,000株なのでダメージは最小限ですが・・・
そもそも私がシャープの株を買った(2014年夏)理由は、
・13年度最終損益が黒字転換、14年度も黒字見込みだった
・14年度も黒字だと、期末配当あるかも
・14年度黒字だとしたら、当時の株価(300円ほど)は割安なのでは
そんな甘い気持ちで浮かれていた当時の自分を殴ってやりたいです。
そんなシャープ、財務数値はボロボロだけど、
実は最近でも良い新製品を出したり(お茶プレッソとか)、
部門によっては元気な部署もあるようです。
部門によっては元気なところもあったようですが・・・)
そういった、社内にある元気なリソースを生かして
何とか頑張ってほしいです。
液晶だったり、目の付けどころシャープな新製品だったり・・・
多分、プロダクトアウトな会社なんだと思います。
私もメーカーに長く勤めていたので、良く分かります。
でも、製品の良さや技術に頼ってるだけでは、
これからの市場で生き残っていくのは難しいと思います。
株主も連帯責任って事で、もう少し私も考えてみます・・・
よろしくどうぞ
モンスターの住むガラパゴス
最近「ガラホ」という言葉があるらしい。
「ガラホ」とは、中身スマートフォン・見た目ガラケーというもので、
言ってみれば「羊の皮を被ったオオカミ」の様な代物だと思われる。
(↑これ車好きじゃないと知らないですよね)
そんな「ガラホ」なんて作らなくてもいいじゃんって思いますが、
「ガラケーの生産を止めないで」
というお客さんの声を反映して、このガラホというものを作ったらしいのですね。
でも、そもそもガラケーだって、お客さんの声を聞きながらどんどん日本風に進化していったものなので、
ガラホだってガラケーじゃん!って思ったりします。
ところで、会社というのは「お客さんの声」というのが、
命の次くらいに大事であり、ありとあらゆる事の免罪符に使えるので、
色んなところで耳にします。
皆さんの会社だって、
既存の大口顧客の意見に左右されて、新しいものが導入出来なかったりすることありますよね。
企業が新しくなれないのは、常に今居るお客さんのせい。
彼らはガラパゴス島のモンスターです。
そういったモンスターと仲良くしていると、いつまで経っても島から出られず
自らも気づいたら変な進化をしているのかもしれません。
訳わかんないお客からの意見は聞くのを止めちゃえば、
今よりも企業のイノベーションは進むはずです。
そして、聞いた意見も冗談半分で聞けば、
多分世の中の煩わしい仕事の半分は無くなって
日本は世界一残業の多い国ではなくなるでしょう。
あー、俺もくだらない人の意見は冗談半分に聞いて
笑い飛ばしてしまいたい。
それが出来ない俺は、嗚呼愛すべき日本人って感じです。
よろしくどうぞ。